2012年1月27日金曜日

三鷹事件の再審開始を求める集い

さる1月19日、「三鷹事件の再審開始を求める集い」が事件現場に近い武蔵野市吉祥寺の武蔵野公会堂で開かれ、約300名が参加した。

この日は、1967年の前日(1月18日)に竹内景助氏が無念の獄死をしてから45年目にあたる。
集会では高見澤昭治弁護団長が挨拶。また、再審請求の新証拠として
竹内氏の単独犯行が技術的に不可能であることを証明する専門家証言
アリバイの存在
目撃証言が警察に誘導されたものであること
などを明らかにしていく、と報告された。
また、この間、布川事件、狭山事件、袴田事件やゴビンダさん冤罪事件(東電OL事件)などの重要再審事件で、検察の隠していた証拠が開示されたことで大きな進展が得られていることを指摘。三鷹事件再審でも、検察の持っている証拠を積極的に開示させることを求めていく、と方針が示された。
弁護団の報告の後、映像作家の森達也氏(下山事件に取材した著書がある)が講演を行った。

<文責・今井恭平>